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だからアメリカ人は殺される、あるいは「私がロン・ポールを支持する理由」 [雑感]

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来月バンコクに出張する私にとっては、「いやあ、参ったなぁ」の報道。

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http://bangkok.usembassy.gov/011312emergencymessage.html
確かに、在バンコクのアメリカ大使館はそう言ってますなぁ。

でもね、↓こんなことをしてたら、アメリカ人が狙われて当然だとも思うのですよ。
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---引用ここから---
「殺す」「殺せ」に大喝采…米共和党TV討論会
(読売新聞 1月18日(水)10時14分配信)

 【ワシントン=中島健太郎】米大統領選で共和党候補指名を争う5氏によるテレビ討論会が16日、南部サウスカロライナ州で開かれた。

 21日に予備選が行われる同州は保守的な共和党支持者が多いとされ、候補の多くが安全保障問題でタカ派の主張を繰り広げた。

 アフガニスタンの旧支配勢力タリバンの最高指導者オマル師がパキスタンに潜伏していた場合の対応を問われ、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は、「タリバンは米国人を殺している。我々は世界中のどこにでも行き、彼らを殺す」と主張した。

 ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、サウスカロライナ州と縁が深い第7代のジャクソン大統領に触れ、「13歳で独立戦争を戦った彼は、米国の敵について明快な考えを持っていた。『殺せ』ということだ」と言い切り、会場から大きな拍手がわいた。

 一方、「小さな政府」の推進から在外米軍撤退を主張するロン・ポール下院議員(76)は「自分たちの国にしてほしくないことは他国にもすべきではない」と語り、ブーイングを浴びた

( 最終更新:1月18日(水)10時14分)
---引用ここまで---
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120118-00000240-yom-int

だからアメリカ人は、世界中でテロの標的になるのでは?

「敵対する相手は殺してしまえ」というのは、「敗者の論理」に他なりません。勝者は、敵から学び、敵を利用し、ときに敵を味方につけようとします。逆に言えば、それが出来なければ、いつまでたっても「矮小な敗者」です。なぜなら、いつまでたっても敵と同じレベルに留まるからです。勝てるはずなど、ありません。

「富裕層の支持する保守政党」のイメージが強い共和党が、実際にはプア・ホワイト層に支えられ、「敗者の論理」や「ルサンチマン」に捉われているというのは、本当に興味深いです。そして、日本の「自称・保守」の人達の大半にも、同様の傾向が見られる気がします。彼らの「自分たちを正当化するための『敵』を想定しないと、存在理由が揺らぐ」「相手を攻撃する時は大義名分を掲げて饒舌になるが、自分たちへの批判に対しては観念的な反論に終始する」という特徴は、彼ら自身が嫌うサヨクや中共政府や北朝鮮などと、まるで変わらないです。

それにしても、「自分たちの国にしてほしくないことは他国にもすべきではない」というごく当たり前の倫理観、少なくとも「日本に最も馴染みの深い道徳観」を備えている共和党の大統領候補は、今やロン・ポールだけなんですよね。だから私は、この人に興味を持ってしまうのです。


他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ ―リバータリアン政治宣言―

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  • 出版社/メーカー: 成甲書房
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